カメラとEye-Fiの話
2013-12-06



禺画像]

私のブログに登場するレゴブロックのモデルたちは、現在ほとんどCanon EOS 40Dというデジタルカメラで撮影している。それより新しくて高性能なEOS 5D markIIというカメラも所有しているのだが、そちらは主に旅行やイベントなどへの持ち出しカメラとして使っている。
このEOS 40Dは、拙著「ブロックで作るキカイの本」(=「The LEGO Technic Idea Book」)のモデル撮影にも使用したカメラだ。

実はこのEOS 40D以前に使っていたデジタルカメラが2台ある。
2000年発売のEOS D30と、2003年発売のEOS 10Dである。
EOS 10Dは、「MINDSTORMS NXT オレンジブック」のモデルを撮影したカメラでもある。
いずれも古いカメラで、画素数などは今のカメラと比べ物にならないのだが、ちゃんとしたレンズさえ使えば、描写力、ぼけ味ともにブログなどに使う分には全く問題のない性能だ。

ずっとこれらの古いカメラをブツ撮り用のEOS 40Dのサブ機として活用したいと思っていたのだが、なかなか一筋縄にはいかない。
私の場合、ブツ撮りは基本的にテザー撮影である。カメラで被写体を撮影すると、すぐに自動的にその画像がMacに送られ、画面で画像を確認する 〓 という撮影方法だ。いちいちカメラのCFカードを抜いて、Macのカードリーダーに差して‥なんて面倒なことはしたくないからね。このテザー撮影には、CanonのEOS Utilityというソフトウェアを使うのだが、残念なことにD30も10Dも対象機種外。カメラを認識してくれない。イメージキャプチャやApertureなど他のソフトウェアを使えばテザー撮影ができないこともないのだが、そもそもD30も10DもUSB 1.0なのでUSB転送そのものが実に遅い。(さらに言えば、D30のUSB接続に必要な専用ケーブルを失くしてしまっている‥)

やっと本題。
そこで目をつけたのが「Eye-Fiカード」。記録された画像を自動的にWiFi経由でバンバンPCに送出する機能を備えたメモリーカードだ。ただ、SDカード仕様しか存在しない。CFカードスロットで使用する場合には、写真のようなSD→CF変換アダプタが必要となる。
ここにもう一つ壁がある。変換アダプタを選ぶのだ。
普通の入手しやすい変換アダプタはほぼ全滅だと言っても過言ではない。単なるメモリーカードの変換アダプタとしては使えるのだが、Eye-Fiの機能が使えない。あるいはカードそのものを認識しないのだ。
いろいろなサイトを参考にしながら、比較的評判のいい2種類の変換アダプタ「DeLock Compact Flash Adapter」と「Extreme CF Adapter」を入手し、試してみた。

結果。
●DeLock Compact Flash Adapter
・EOS 5D markII : ○
・EOS 40D : ○
・EOS 10D : ×(カードエラー)
・EOS D30 : ×(カードエラー)

Extreme CF Adapter
・EOS 5D markII : ○

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