去年作った「おむにかに」。自由な方向に進むことができ、向きも自由に変えることができるマシン。オムニホイールを用いている。
ただ、操作が実に難しい。4つのレバーで4つのモーターをコントロールするため、思い通りに動かすためには相当の練習が要る。また、レバーの組み合わせによってはモーターは回っているのにマシンは全く動かないという「死点」のようなものも存在する。
これをそのまま「レゴブロックで・うごくロボット・はくらんかい」や「ブロックでつくった・キカイとロボット・だいしゅうごう」のような、子どもたちが実際に触れて楽しむ展示会に持ち込んでも、子どもたちは戸惑うだけで、楽しめないだろうと思い、「じゆうなカラス」を作ってみた。
2レバー2モーター化。その場での転回はできなくなったが、自由な方向に進むことができる。
が、2月3日。シアター1010ギャラリーのイベントで2時間ほど展示したところ、内部の8歯ギアがこんな状態に。完敗。
径の大きいタイヤとウォームギアの組み合わせは実に危険だ。子どもがむんずとタイヤを掴んで止めると、負担はウォームギアの相手にかかる。で、こういうはめに。w
あらためて設計しなおして、完成したのが「じゆうなわんこ」。
安心のクラッチギア搭載。w
まだ未確定だが、3月末に都内でショーが開催できそうなのでそれが確定したら、これも持ち込み、再度子どもたちに挑む予定。
でも、たぶん新たな弱点が露呈することになるだろうなぁ。恐るべし、子どもたち。(^_^;)
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